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京大生の小学生時代の勉強方法と習い事

京都大学卒業生の小学生時代の勉強方法

京大卒の研究者(男性)に小学生時代の勉強方法・習い事・遊びについてお伺いしました。

小学生の子どもを将来、有名大学に入れたいと思っているママや、教育熱心なママ、参考にしてください。

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小学生時代の勉強法方法

研究者・科学者の小学生時代の勉強法

私は京都大学に学部生時代から博士号取得まで在籍し、その後アメリカの大学で研究をしています。

今回は私が小学生時代にどのように過ごしていたかということについてお話しさせていただきたいと思います。

私は中学受験をし、中学生から中高一貫の私立学校に通いました。この学校はそれなりの進学校で、日本全国で上位20番目くらいの偏差値の学校です。

そんな私が小学校時代にしていた勉強法と役に立った習慣や経験を紹介します。

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小学校の様子

家族紹介。家庭学習。

私の通っていた小学校は普通の公立の学校でした。特に勉強に力をいれていた学校ということのない平均的な学校です。

両親も父親がマーチぐらいの大学卒、母親は短大卒ということもあり、そこまで教育熱心というわけではなく、普通の家庭だったと思います。

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自宅での学習

読書が大好きな少年時代。家庭学習もきっちり

小学校4年生までは学習塾に通うこともありませんでしたので、自宅で学校の宿題をすることと、毎月購入していたトップラーンという学研教育出版の問題集を使って勉強していたくらいです。

この本は学校で学んだことを復習する程度の内容で、特に発展的な内容ではなかったと記憶しています。

しかし、この本のおかげで小学校のテスト程度でしたら、いつもほとんど満点に近い点数をとれていたと思います。

あとは問題集というわけではありませんが、同出版社の○年生の科学という本を小1から小6まで愛読していました。

私はいま研究者として仕事をしていますが、この本は科学が好きになる原体験だったと思います。

毎月の付録をとても楽しみにして、端から端まで本を読んでいたのをよく覚えています。

それから、自宅での学習というわけではありませんが、「算数おもしろ大辞典」という算数の本を読むのも好きでした。

後に中学受験をすることになりますが、この本を読んでいたおかげで大体の問題は特に苦労することがありませんでした。

ほかにも「ズッコケ三人組」などの児童本や「シャーロックホームズ」などの推理小説を読むのも好きでした。

しかしながら、当時から社会分野の内容については全く興味が持てず、これが原因で中学受験や大学受験でも大きく苦労しました。

学習塾

黒板で勉強する小学生の男女

小学校5年生になって、高校受験より中学受験のほうが簡単だよ、という親のすすめ(誘導?)もあり、中学受験を意識して学習塾に通いはじめました。

学習塾はひと学年10人程度の個人経営の小さい塾でしたが、人数の少ない分一人一人に目をかけてもらえたのは良かった点でした。

塾に入っても自分の興味のない社会の成績は芳しくありませんでしたが、それ以外の科目はずっと塾でトップクラスの成績をとることができていました。

塾以外では特に勉強をしたりはしませんでしたが、先述した中学校に無事合格し、高校へ進学後、京都大学へと入学しました。

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小学生時代の習い事と遊び

パズルゲーム・将棋

次に小学生時代にしていた習い事や習慣についてお話しします。

とは言うものの実は私は習い事というのはほとんどやっておらず、小学校1年生から4年生まで水泳を習っていただけでした。

習い事以外には小学校低学年のときはオセロを趣味にし、父親と一緒に毎晩、勝負していました。

これは今振り返るとなかなか良い習慣だったのではないかと思います。

というのもオセロなどのボードゲームは自分がこうしたら相手がどうするか、などの2手3手先を読む必要があるため、思考力や推理力、集中力を養うことができます。

父親がいないときは、1人で白と黒を持って1人でプレイすることもありました。

一人二役でプレイすることにより、自分の脳内を二人分に分けて真剣勝負をする、というなかなか高度な脳の使い方をしていたと思います。

これは将棋の羽生善治さんやチェスの神様と呼ばれるボビー・フィッシャーさんもやっていたことで、幼いうちにこういった頭の使い方をすることは物事を多角的に考え、複雑な脳の使い方をすることに大変良い影響を与えると言われています。

その結果、小学校2年生のときは市の小学生大会で準優勝することができました。

小学校高学年になると、今度はオセロ以外のボードゲームにのめり込むようになり、将棋と囲碁に夢中になりました。

これらのゲームはオセロよりも複雑で、先を読む力がより一層要求されます。

そのため、オセロ以上に頭を使って考える必要があります。

小学生の間はこれらの競技で表彰されることはありませんでしたが、受験で忙しくなる高校生の前までオセロの時と同様に一人二役で練習していました。

そのおかげで今でも囲碁はアマ2段程度、将棋はアマ1級程度の実力はあります。

アメリカでは将棋をしている人は殆どいませんが、囲碁ならやっている人は多少いますので、見知らぬアメリカ人とコミュニケーションをとるのにも役立ちました。

この記事を書いたのは

大学の先生

30代大学教員 アメリカ在住

京都大学大学院修了 博士(工学)

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